当たり前の話であるが、親は、将来子供が社会で生き抜いていくために必要なスキル、能力をつけるために最適な教育とは何かを考える。
子供にどのような教育をさせるべきであるのか?
この問いは常にどんな親でも考える事であろうが、変わらない世の中であれば、非常に簡単なのであるが、現代のように激動の時代においては、非常に難しい。
例えば、300年前の世の中で、百姓であれば、人生の中で世界が大きく変わる事はほとんどなかった。親がやってきた農業などの技術を正確にコピーし、何年か一度に来る危機に対する対応も伝授してもらい、日々同様にそれを営むことが勝利の法則出会った。
ここ150年は激動であり、また、さらにそのスピードが上がっている。
親の世代と同じように生きて行く事では、もはや同様の報酬、幸福を得られ難くなってきている。
では、それを見越してどのような教育をして行くべきなのだろうか。
これも実は非常に難しい。人はどうしても自分の経験の中で考えてしまいがちである事が挙げられる。自分が教育を受けた時期とは平均して30年差がある。自身が受けた教育の時とは世の中は変わっている。またそもそも教育とは、社会に出た後(例えばその後30年後)を予測して最適化すべきである。
合計すると60年の社会の変化を押さえた上で考えるべきとも言える。この将来予測も現在は極めて難しい。
色々な情報が出ているが、みんな正解はわからないのである。
まずは、それを理解した上で、人の言う事を頼りにする事をまずやめるべきである。
その上で、自ら色々な事を理解することが重要となる。
これは、教育関連の本や情報ではなく、様々な情報を得て行くことが必要であると考える。
私も仕事柄、先を見越してビジネスを行うということをする。
このやり方にはポイントがあり、これが将来を見越した教育を行うと言うことにつながると考えている。
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具体的には、2点ある。
- 将来の世の中がどのように変わって行くのかのポイントを押さえ想像する
- 過去、歴史において世の中がどのように変わってきたのかを理解する
実は、後者の方が重要である。
将来こうなるであろうと言われてきた事は、当たるものもあるし外れるものもある。あまりにも複雑すぎてわからないと言われている。
しかし、歴史がどのように変わってきたのか、その理由。については実は非常に複雑な力学が働いており、それを理解することで現在の変化がなぜ起こっているのか、そしてそれはどのような力学により起こっているのかを理解できる。
親としては、将来を理解するためには、少なくとも
私が読んだオススメの本を紹介しておく。
サピエンス全史。これは歴史を学ぶ本である。とても読み応えがあるが非常に有用である。
直接的な未来を語っている部分もあるが、どのように考えれば良いかを説明している。とてもわかりやすい。
こちらも12の視点で今後の将来を予測している。
未来を予測するのは技術があった!
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