AIが当たり前になる将来を想定した時に、今、子供がつけるべき能力は何か?
AIが非常に話題になっています。
AIが人の職業を取って行く事は避けられない
人の人知をAI が超えるタイミングを「シンギュラリティ」という言葉がありますが、
この話は、賛否両論あるものの、
既存の職業がAIに置き換えられて行き、人は新しい能力をつけなければならないという意見は非常に強くあります。
世界的にもAIが職業をなくすという事でとても話題になっています。
例えば、下の記事では、オックスフォード大学からのレポートで、10年後に消える職業というのが載っています。
こういった記事は、現在、オックスフォードに限らず、あらゆる大学、
AIの専門家だけではない、様々な有識者
政府関係者、
コンサルティングや大企業の研究者、
が口を揃えて唱えています。
そうすると、今の子供たちにさせておくべき教育はこのままで大丈夫なのでしょうか?
私は、大いに疑問が残ります。
今さら聞けない。これからの子育てにSTEAM教育が必要と言われるが、なぜ?何をすれば良い? | 未来を担う子供をどう育てるか
子供にどんな教育をさせれば良いのだろうか
今の教育は、AIがあることを想定していない世界における
優秀な人間を育成することに最適化されてきましたが、
これからの世の中はそうでは無いと思うからです。
明治時代に江戸時代と同じような教育をしていたら、その子の将来は大きく変わってしまう事でしょう。
以前、小学校低学年までに、読解力をしっかりとつけておく事の大切さを説明しました。
読んでいない方はこちらから。
educatemychildren.hatenablog.com
今日紹介する本は、その話ともオーバーラップする本です。
この本は、人工知能についての話に加え、今の子供達に求めるべき能力を説明しています。
AIがどういうものなのか。という事を理解した上で、
子供に必要な能力、それは読解力であるという事をわかりやすく教えてくれます。
全ての学問において、大切なのは、読解力。
受験の偏差値と、著者が開発した読解力を図るテストとの相関関係が出ていると主張します。
私も感覚的にですがとてもわかる事は、物事を的確に認識する事での差は、複利のように大きく積み上がり、とてつもなく大きな差になると感じます。
何かを曖昧なままにして放っておけば、その時間を無駄にしたことになると思います。
一方で、何かを正しく理解し、深く考えら事で疑問が湧き、それを調べる。という事を繰り返えしていく事を重ねると大きな差が出来ていくのは間違いないと思います。
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