(OLE) 選挙を通して子供を教育することが、自分自身の学びにつながった件
今週末は衆議院議員選挙である。
こういった生活や社会のイベントを通して子供を教育することを、会社で言うところのOJT = On the Job Training 日本語では現場教育とも呼ぼうかになぞらえて、
OLE = On the Life Training と私は呼んでいる。
小学生の中学年にもなってくると選挙の存在や、ざっくり何をしているのかなどは理解することができるようになってきている。
街頭にある議員候補者のポスターを見れば、どこの政党のどういう人なのかについて話し、興味を持つし、
投票所に行けば、どのような手順で投票が行われるのか、どんな紙に何を書いているのか興味津々となる。
話はどんどん深くなる。
政党による違いは何か?
自民党と共産党あたりはとてもわかりやすいが、今回のように希望の党、立憲民主党なんてのが出てくるとややこしい。
まだ子供だからと言うことで、適当に、ほとんど同じなんだけど仲悪くなって別れたんだよね。友達もそう言うことあるでしょ?と言う感じで話すとそこそこ納得感を持ってもらえる。
大人の社会においてもこういった仲の悪さみたいなものがあるのだなと認識されるパターン。
しかし、こういった説明では、マスメディアから流れてくる情報のほんの表層的な部分の理解にしかならない。
子供だからわからない。ちゃんと説明するのが面倒。
と言う意識を持っていては駄目である。きちんとなるべくわかりやすく、正確に説明すべきだ。
そういう事の積み重ねで子供は、本当に使える知識を身につけていき、また知ることによって、さらに深い社会への疑問や興味が湧いてきて相乗効果的に知識と知恵が増えていく。
ただし、
きちんと説明するためには、元々の政党、小池百合子さんの存在、それぞれの政策の微妙な違い。といった事を的確に説明する必要がある。
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そう言う説明をし始めると、様々な疑問が出てくる。
- 政党ってそもそも何なの?
- 選ばれた議員は、選ばれた後何をやっているの?
- 選ばれなかったら何をしているの?
- 何で首相は自分たちで選べないの?(アメリカは大統領が選べると言う話の下から)
- 衆議院と参議院の違いは何なの?何で二つあるの?
- パパは何でその人に投票したの?
子供は良くも悪くも純粋であるので、質問力が高い。。
しかも、子供にわかるように、わかりやすく説明するとなると、自分自身が正確に理解していないとならない。
上記の質問に的確に回答することができるだろうか?
私は恥ずかしながら、うまく説明することができなかった。
一緒にネットで調べながら、一つ一つ確認していった。
もちろん説明はできなかったが、「そうだ。こういう事だった!」というようなものが多かったりはするのであるが、、奇しくも見たり聞いたりしてことはあっても、噛み砕いできちんと考えた事がなかったのである。
結果的に、親の私自身の学びとなり、選挙の意義や、国会議員としての仕事、国会の仕組み、何をベースに投票をしていくべきか。
という事を改めて学び直し、子供のおかげで理解が深まるという事になった。
選挙に限らず、是非、こういった社会のイベントを活用してOLEを実施していくべきだと考える。
子供へのOLEのみならず、我々親自身のOLEにもなるのではないだろうか。一緒に生活しながら学ぶ。遊びながら学ぶ。ということがとても効率的でもある。
そして、本質的な教育は学校ではなく、実生活にあるのではないだろうか。そしてイベントを利用する事で、実感を持って体験しながら学べるのではないだろうか。特に選挙は数年に一度のチャンスである。
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